【芳香成分類】ジテルペンアルコール類を多く含む精油と作用

こんにちは
メディカルアロマスペシャリストとして活動していますKAZUEです。
精油には、芳香成分類と言ってそれぞれのグループにどんな作用があるのか知っているとアロマを使う時にとても役立ちます。
それでは、どんな作用があるのか見てみましょう!
ジテルペンアルコール類とは?
ジテルペンアルコール類は、イソプレン(C5H8)が4つに水酸基(−OH)という官能基がついた芳香分子のグループです。
一番小さな分子量がモノテルペン炭化水素は、炭素が10個と水素が16個なので、イソプレンが4つってことは、炭素が20個と水素が32個もあるので分子量がとても大きいことがわかります。
クラリーセージのスクラレオール
芳香分子名の語尾は「~オール」です。
ジテルペンアルコールの主な作用
芳香成分類の共通作用は、ジテルペンアルコール類全体の作用です。
芳香分子によっては例外もあるので、芳香分子の固有作用の方を優先して考えて下さいね。
ホルモン様 主にエストロゲン様作用
女性ホルモンの一種であるエストロゲンと類似した分子構造を持っている貴重な作用です。
どんな時に使うの?
エストロゲン(女性ホルモンの一種)と似たような働きをするので、月経の不調や更年期ケアに使うことが多いです。
【※注意】ホルモン依存型癌疾患を患っている方、乳腺症を患っている方は避けるのが望ましい。
多く含まれる精油は?
- クラリーセージ
※精油は、あくまでもセルフケアとしてお使いください。
症状が続くときは、必ず医師に相談してくださいね。