【芳香成分類】エステル類を多く含む精油と作用

こんにちは
埼玉県所沢市で、メディカルアロマスペシャリストとして活動していますKAZUEです。
精油には、芳香成分類と言ってそれぞれのグループにどんな作用があるのか知っているとアロマを使う時にとても役立ちます。
それでは、どんな作用があるのか見てみましょう!
エステル類とは?
酢酸とリナロール(モノテルペンアルコール類)が結びついて酢酸リナリルになる。
このように、有機酸(カルボン酸)とアルコールが結合した芳香分子のグループ。
ラベンダーアングスティフォリアの酢酸リナリル
ウィンターグリーンのサリチル酸メチル
芳香分子名の語尾に「~酸〜イル」またはリナリルアセテイト(酢酸リナリルのこと)のように「~イル~エイト」となります。
エステル類の主な作用
芳香成分類の共通作用は、エステル類全体の作用です。
芳香分子によっては例外もあるので、芳香分子の固有作用の方を優先して考えて下さいね。
抗痙攣作用 +++
鎮静作用 +++
抗炎症作用 +++
鎮痛作用 ++
芳香成分の共通作用の+は、強さを表します。
+の数が大きいほど作用が強い。
どんな時に使うの?
以下の症状のケアにオススメです
- 常に緊張している
- 頑張りすぎているあなたに
- いつも不安に思っている
- 痛みがある
- 血行が悪い
- 腎臓・肝臓が弱っている
エステル類は、リラックスできる精油の代表選手たちが揃っていて、
心のケアや身体のケア、スキンケアとしても活躍してくれます。
多く含まれる精油
- ラベンダーアングスティフォリア
- クラリーセージ
- ウィンターグリーン
- プチグレン
などの精油が多く含まれています。
ラベンダーがリラックスすると思っている方が多いと思いますが、ラベンダーアングスティフォリアと言う精油のことをさしています。
他にもラベンダーの名前がつく精油があるので、関連記事もぜひ呼んでくださいね。
ウィンターグリーンは、アスピリンアレルギーの方には使えません。
また、ドーピング検査など、スポーツなどで競技大会に支障がでる方はお控えください。
※精油は、あくまでもセルフケアとしてお使いください。
症状が続くときは、必ず医師に相談してくださいね。