精油を湯船にポタポタ入れているけど!?アロマバスこれって正しいの?

こんにちは、
メディカルアロマスペシャリストのKAZUEです。
だんだん寒くなると体が冷えて、足湯や入浴の際に精油(エッセンシャルオイル)を入れてる方も多くなってくる時期ですね。
疲れた体を癒すため、バスルームいっぱいに心地よい香りが広がると最高のリラックスタイムになります。
今日は、アロマバスを安全に楽しんでいただくための記事を贈ります。
精油は、どんな特徴があるの?
精油は、エッセンシャルオイルとも言われていて
高濃度で、水には溶けない・溶けにくいという性質があります。
そのため、お風呂に精油をポタポタたらすと
お湯に混ざることなく表面に浮いた状態になり、
お肌に精油の原液がついてしまいます。
では、精油は水に混ざるか?混ざらないか?
実際に実験をしてみたいと思います
ビーカーの中に水道水が入っています。
ビーカーの水の中に精油を入れてみると
水の上に精油が浮いているのがわかります。
精油は、天然の植物で非常に高濃度
お肌に原液がつくと
- お肌が赤くなる
- お肌がピリピリする
- お肌が痒くなる
精油の原液がお肌につくことで、お肌のトラブルを起こしてしまいます。
せっかくのアロマバスでリラックスしたいのに!!
どうしたらいいの?
私は、あるものと一緒に混ぜるだけで安全に楽しむことができます。
アロマバスで肌のトラブルを防ぐ方法とは?
いろんな方法がありますが、私が一番オススメする方法をお伝えしますね。
乳化剤と一緒に混ぜて使う
乳化剤には、水と油を混ぜる働きがあります。
これを使い、精油を完全に溶かすことができます。
お肌の弱い方にもオススメです。
私がオススメする乳化剤は、
ケンソーバスオイルです
グリーンの瓶にケンソーバスオイルと精油を入れ、アロマバスオイルを作ります。
さて、バスオイルに精油をあらかじめ混ぜた物にビーカーの水に入れたらどうなるでしょう。
かき混ぜると
水が白くなりましたね。
これで、乳化された状態になったので、安全に入ることができます。
バスオイルを使うことで、お肌の弱い方にもお使いできます。
バスソルトに混ぜてもいいの?
バスソルトに精油を混ぜたものを湯船に入れる方も多いかもしれませんね。
バスソルトは、乳化剤ではないので精油を混ぜても原液のまま、お肌に触れてしまうことになります。
この場合も、バスオイルなどの乳化剤で精油と混ぜてからバスソルトに入れるようにしましょう。
アロマバスで注意すること
3歳未満のお子様の場合は、肌が未発達の状態です。アロマバスでは、刺激になることがありますので避けた方がいいでしょう。
3歳以上のお子様でも、お肌の状態が大人よりも薄くデリケートです。アロマバスを数滴入れてみて様子をみながら使いましょう。
お肌に異常を感じた時は、使用を中止してください。
※アロマバスの作り方は、講座に来ていただいてから使用することが安心安全です。
当教室で受講しトラブルが起きた場合には、当教室が責任をお持ちします。
ただし、受講せずにトラブルが起きた場合は、自己責任として当教室では責任を負いかねますのでご了承ください。
まとめ
- 精油は、高濃度の成分が入っているため湯船に直接入れない
- 精油は、油。水と油は混ざらない
- 必ずバスオイルなどの乳化剤に精油を混ぜて使いましょう
- バスソルトに精油を混ぜる時にも必ずバスオイルなどの乳化剤を使いましょう
いかがでしたか?
精油を直接湯船に入れて、ピリピリしたというお声をたくさん聞きます。
参考にされてくださいね!
最後まで、読んでいただきありがとうございました。