ラベンダーの精油

私がメディカルアロマで使っている精油は、
プラナロム社、もしくは健草医学舎の精油を使っています
ハーブの王道と呼ばれるラベンダー
そのラベンダーの精油は、リラックスするし、万能に作用するので使いやすい精油と一般的に言われています。
本当にそうなのでしょうか?
それでは、詳しく見ていきましょう
ラベンダーの精油と学名
プラナロム社、健草医学舎から販売されている
ラベンダーの精油は7種類もあります
【Lavandula angustifolia ssp. angustifolia】 ← 学名
- ラベンダーアングスティフォリア
【Lavandula angustifolia ssp. angustifolia】 - ラベンダースピカ
【Lavandula spica】 - ラベンダーストエカス
【Lavandula stoechas】 - ラベンダースーパー
【Lavandula×burnatii clone super】 - ラベンダーレイドバン
【Lavandula×burnatii clone reydovan】 - ラベンダーアブリアリス
【 Lavandula × intermedia clone abrialis】 - ラベンダーグロッソ
【Lavandula × intermedia clone grosso】
カタカナばっかりで、目が回りそうですね(^^;;
カタカナの下にあるアルファベットで書かれているのが、学名になります。
学名(がくめい)
学術上、動植物につける世界共通の名称。ラテン語による。
一つ一つ学名を見てみるとそれぞれ違うので、
ラベンダーは、ケモタイプではないことがわかります。
一般のアロマの資格では、必死に学名を覚えるようですが、
実は私は、学名そんなに重要視していません。
何故ならば、
メディカルアロマとして使うためには、
ケモタイプ精油成分分析表の中に、
何の成分がどのくらい入っているかという事です。
メディカルアロマで使う3つのラベンダーの精油
先ほど、ラベンダーの精油は7種類あるとお伝えしました。
しかし、メディカルアロマで使う精油は、全部使うことはありません
以下の3つのラベンダー精油が多く使われます。
ラベンダーアングスティフォリア
ラベンダーアングスティフォリアは、
エステル類の酢酸リナリル
モノテルペンアルコールのリナロール
を多く含み 主に鎮静作用に働きかけます。
ラベンダースピカ
ラベンダースピカは、
ケトン類を15%ほど含み、肌刺激があります
しかし、瘢痕形成(はんこんけいせい)作用があるので
怪我や火傷に優れていています。
ラベンダーストエカス
ラベンダーストエカスは、
ケトン類を70%ほど含み、刺激も強いです。
脂肪溶解(しぼうようかい)、粘液溶解(ねんえきようかい)作用があるので、注意して使えばセルライト除去やダイエットにも効果的です
まとめ
メディカルアロマで使うラベンダーは、成分分析表で有効成分によって作用が違ってきます。
「ラベンダーだから、全てがリラックスする」
というのは、間違いなんです.
必ず、下の画像にあるように成分が明らかなもの
そして、世界で使われている農薬が29種類を限界値まで調べて検出されていない精油を使うことが大事です。
ブログでは、ラベンダーの香りの嗅ぎ比べができないのが残念ですが、
ラベンダーにご興味がある方は、ラベンダーの嗅ぎ分けも楽しいので講座で是非で感じてみてくださいね。