【精油ガイド】カモマイル・ジャーマンの成分と作用

こんにちは
メディカルアロマスペシャリストのKAZUEです。
カモマイルジャーマンと聞くとハーブティーでよく飲まれるハーブです。
このカモマイルジャーマンですが、アレルギーのある方に、オススメする精油の1つでもあります。
今回はカモマイルジャーマンの魅力をたっぷりとご紹介していきますね。
ハーブのカモマイル・ジャーマン
カモマイル・ジャーマンのお花は、一年草で香りがリンゴのような甘い香りがします。
ハーブティーでは、リラックス時にオススメのカモマイル・ジャーマンですね。
私もよく、飲んでいるハーブティーです。
では、精油でも同じようにリラックスるするのでしょうか?
また、キク科なのでキク科のアレルギーのある方は、飲用できないですね。
カモマイル・ジャーマンに多く含まれている成分
私が2019年2月現在、手元にある精油分析表を見てみると
セスキテルペン炭化水素類 30.64%
ファネッセン 21.67
カマズレン 3.08
酸化物類 55.54%
ビサボロールオキシドA 44.60
ビサボロールオキシドB 5.80
カモマイル・ジャーマンは、どの成分を使うの?
メディカルアロマでは、カマズレンの成分を使うためにカモマイル・ジャーマンの精油を使います。
カマズレンの作用
別名、アズレンとも言います。
カモマイル・ジャーマンの精油は、青い色をしています。
これは、カマズレンという成分が青い色をしているんです。
カマズレンの作用
- 抗アレルギー作用
- 抗ヒスタミン作用
- 抗掻痒作用
- 抗炎症作用
があります。
肌刺激のあるケトンが含まれていないので、アトピーの方にも安全に使えます。
※蒸留した年によっても違うので、必ず精油についている成分分析表をご確認ください。
どのような時に使うの?
メディカルアロマでは、カマズレンの成分を使います。
カマズレンの抗掻痒作用として、かゆみを抑えたい時にクリームやジェルとして使います。
抗ヒスタミン作用として、アレルギーの根本治療としても使われます。
カモマイル・ジャーマンの精油は、たくさんのお花から少量の精油しか取れずとても高価な精油です。
注意事項
カモマイル・ジャーマンは、水蒸気蒸留法で取れた精油です。
花粉が含まれていないため、キク科のアレルギーの方も使用できますが、全ての方にアレルギーが起きないということではないので、必ずお使いの場合は、パッチテストを行いください。
使い方については、日本メディカルアロマテラピー協会の講師の方の指導の元にお使いくださいね。
まとめ
ハーブと違ってリラックスする時ではなく、アレルギーの根本治療として
抗ヒスタミン薬の代わりとしてかゆみや炎症を抑えてくれます。
※精油は、あくまでもセルフケアとしてお使いください。
症状が続くときは、必ず医師に相談してくださいね。
今回は、カモマイル・ジャーマンの成分と作用をお伝えしました。