メディカルアロマを使う前にパッチテストを

こんにちは
メディカルアロマスペシャリストのKAZUEです。
メディカルアロマで使う精油は、「オーガニック」と言っても全ての方にアレルギーが起こるとは限りません。
使用の際には、必ずパッチテストを行うことをオススメします。
パッチテストとは?
パッチテストとは、化粧品や精油等を使用する際、体にアレルギー反応を起こさないかどうか調べるための簡易テストです。
使用するクリームやジェルなど少量を手に取り、腕の内側など比較的害が少なく、すぐに洗い流せたり拭き取りやすい部分につけて、その反応を見るというものです。
どうしてパッチテストが必要なの?
メディカルアロマで扱う精油は、日本の法律では雑貨扱いで、皮膚トラブルやアレルギーなどが起きても自己責任になってしまいます。
そして、メディカルアロマで使う精油は、「オーガニック」と言っても全ての方にアレルギーが起こるとは限りません。
いくら希釈して使っても100%安全とも言えません。
もし、初めて使うものを顔全体に使って、お肌に合わなかったら?
顔が赤くただれてしまったら?
1回だけ使っただけなのに、病院にかかって診察料や薬代もかかってしまいますね。
そして、治るまでに1週間以上もかかることもあります。
私もね、初めて使う化粧品でパッチテストをしなかったら、顔中が赤くブツブツが出て綺麗に治るまで1ヶ月もかかってしまいました。
お肌の弱い人は、特に慎重になった方がいいかもしれませんね。
メディカルアロマを楽しむ為にも、パッチテストは必ず行うようにしましょう。
パッチテストの準備と方法
使用するクリームなどを腕の内側などの肌の弱いところに塗布し、アレルギーがないか調べます。
パッチテスト中は、塗った部分をぬらしたり、こすったりしないようご注意ください。
異常を感じた時に対応できるように、すぐに水洗いができるところ。拭き取れるタオルやティッシュなど。
そして、ホホバオイルやオリーブオイルなどの植物油を準備してください。
精油には、即効性のある成分と遅延性の成分があるので注意して観察が必要です。
一次反応
使用するクリームなどを腕の内側などの肌の弱いところに塗布し、20~30分間反応を観察します。
赤み、かゆみ、腫れぼったい、熱っぽい、痛みが出ないか反応を見ます。
以上の症状が20分もしないうちに出た場合、すぐに塗布した部分の上に重ねて植物油などを塗ると中和して症状が治ります。
ブツブツが出たり、ただれた場合には、速やかに医師にご相談ください。
二次反応
48時間以内に出る反応を観察します。
アレルギーを持っている場合や、皮膚が敏感な人は、塗布した場所以外にも、カラダの弱い部分や全身に反応が出ることもあります。
アレルギーが出てしまった時は?
発疹、発赤、かゆみ、水泡、刺激等なんらかの異常が出た場合、ご使用なさらないでください。
(テストの途中でもなんらかの異常を感じたら直ちに、テストを中止してください)
クリームやローションの場合、すぐに洗い流してください。
ジェルの場合、塗布した部位に植物油を塗ることにより中和されて症状が和らぎます。
テスト後の注意点
テスト後、特にお肌に変化がなければお使いになれます。
ただし、100%大丈夫ということではありません。
テストした部位が大丈夫でも、他の部位に異常が現れることがあります。
48時間以降も注意して観察するようにしてください。
まとめ
メディカルアロマで使う精油は、「オーガニック」と言っても全ての方にアレルギーが起こるとは限りません。
メディカルアロマを楽しむ為にも、パッチテストは必ず行うようにしましょう。
一次反応だけではなく、二次反応が出る場合もあるので注意して観察をしましょう。
異常を感じた時は、すぐに使用を中止し処置を行ってください。